from (^ω^)やる夫のチラ裏やるお(^ω^)

■マスメディアは課金モデルにシフト

 ところで、米国ではマスメディアを中心に、ネット上のビジネスを無料(広告)モデルから課金モデルにシフトさせつつあることをご存じだろうか。

 それをもっとも積極的に推進しているのは新聞社である。これまでウェブ2.0ブームに踊らされて、ネット上では広告収入を当て込み、無料でコンテンツを提供してきた。

 しかし、ネットからの広告収入はアナログ(紙)の10分の1に過ぎず、アナログの広告収入の減少分をまったくカバーできない。そこで経済危機を境に両方の広告収入が激減したのを契機に、無料モデルに見切りをつけ始めたのである。無料の記事提供は、そこにリンクを貼ることで検索連動型広告収入を増やすグーグルを利するだけという、検索に搾取される構造に嫌気がさしたことも1つの要因だろう。

 それを端的に表しているのは、ニューズ・コーポレーション会長であるルパート・マードック氏の8月の決算会見での発言である。彼は「質の高いジャーナリズムはコストがかかる。コンテンツを無料で提供するのは、良い報道をする力を犠牲にするに等しい。デジタル革命は安価な新しい流通経路を開いたが、コンテンツを無料にしたわけではない」と述べている。

 ニューズ・コーポレーションは英語圏で最大のニュース制作会社であるが、これまでネット上ではウォールストリート・ジャーナルしか課金制を採用していなかった。それが、「来年夏までには当社のすべてのサイトを課金制に切り替える」と宣言したのである。

 米ニューヨーク・タイムズ、英フィナンシャル・タイムズ、米ボストン・グローブといった主要紙も、課金制の導入を宣言している。そして、こうした動きはテレビ業界や他のコンテンツ業界にも広がりつつある。

 即ち、経済危機を境にコンテンツ・レイヤーのプレーヤーは、それまでウェブ2.0ブームが喧伝(けんでん)してきた無料モデルとの決別を始めているのである。

YouTubeの「変身」は無料モデルの転機となるか インターネット-最新ニュース:IT-PLUS (via syoichi) (via yaruo)



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